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写真×琴×コンテンポラリー・ダンス公演
細胞応答 Cell Response

今回はフランスの現代思想家ジャン -リュック・ナンシー著、西谷修編訳
『侵入者 いま〈生命〉はどこに?』以文社が出発点となっています。

本著は著者自身の心臓移植の体験をもとに書かれ、生きることとは何かをその自己の様々な身体反応をとおして哲学・身体論を展開していきます。
さらにこの体験を移民問題へ重ねつつ本著は進んでいきながら、その最後には約編者の西谷修氏がナンシーに応答するように〈生命〉を問い、人間同士が共に生きるとは何かを問いかけてきます。

そのような本書は2000年に日本で出版されたものでありながら、色褪せることなく、むしろ色濃くしながらいまを生きる私たちに様々な問題を様々な角度から投げかけてきます。  

この本書に触発され、今回『細胞応答』公演を行います。タイトルにもあるように、細胞という極小の単位であるのにもかかわらず、身体における細胞は外部環境からのさまざまな信号に対して応答します。その極小の細胞はある種地球における一人の人間と捉えられるかもしれません。

そう考えると、日々産まれ死んでいく細胞のように、一つの細胞は意識にすら立ち上がらないかもしれません。しかしあらゆる刺激に対して、その極小の細胞の応答によって人間の生が支えられているとするならば、一人の人間として、どのような応答が可能なのかが本公演の主軸になります。  

そしてそれぞれの表現の持つ独自性は細胞であり、それらが出会い反応し、どのように応答していくのかを
写真と箏とコンテンポラリー・ダンスによって表現していきます。  

日時:2017年11月23日(木・祝)
昼の部 開場 13:30 開演 14:00
夜の部 開場 17:30 開演 18:00
昼の部のみ大人同伴の未就学児入場可

場所:SPACE DENEGA Gallery 青森県弘前市上瓦ケ町11-2 TEL: 0172-32-1794

入場料(ワンドリンク付き):
前売り/3,500円(当日/4,000円)、学割前売/2,500円(当日/3,000円)
昼の部のみ大人同伴の未就学児入場無料

主催:細胞応答実行委員会
後援 : 弘前市・RAB青森放送・ATV青森テレビ・ABA青森朝日放送・FMアップルウェーブ
陸奥新報・東奥日報

チケット取り扱い: スペースデネガ/まちなか情報センター

問い合わせ ・事前予約: dancetect@gmail.com, 090-8258-9922(代表:加藤),
もしくはFBメッセージでも受付いたします。
 
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